タバコと歯周病の関係性
2025/07/31
東麻布1丁目デンタルクリニックNicoliスタッフの鈴木です。
前回の投稿で歯周病についてお話をさせていただきました。
本日は、タバコと歯周病の関係性についてお話をさせていただきます。
皆さんはタバコが口腔内にもたらす影響を知っていますか?
歯の表面にヤニが付着するというのは想像がつくかと思います。
タバコを吸うと、タールの影響による着色が歯の表面につきます。
それと同じように歯茎も黒色へと変色していきます。
喫煙者の歯周病の特徴とは?
・歯磨きをしても歯茎から出血しない
タバコの影響で歯茎の状態が悪くなり出血しにくくなります!
①血管収縮作用
血液の流れが悪くなる
酸素や栄養が欠乏する
②歯茎の線維化
歯茎の血管が細くなり出血しにくくなる
③歯茎の収縮機能の低下
治療しても治りにくくなる
④白血球の防御機能の抑制
歯周病菌が繁殖しやすい
などの特徴があります。
これらの特徴から歯周病菌に対する抵抗力が弱くなるため罹患もしやすく、悪化もしやすいのです。
では、どのように改善していけばいいのか?
禁煙が一番の近道です。
禁煙をすることで歯周病の悪化を防ぐことができます。
禁煙で歯茎の状態が改善されていくことにより、歯周病の症状である出血、腫れが現れるようになります。
本来の症状が現れてから治療することで治療の効果を上げることができます。
すぐに禁煙をすることは難しいと思います。
まずは禁煙への意識をもつことから始めてみませんか?
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東麻布1丁目デンタルクリニックNicoli
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