着色しやすい飲食物と対策
2025/09/17
【着色しやすい飲食物と対策】
歯の表面にある「ペリクル」
飲み物
• コーヒー
• 紅茶
• お茶
• 赤ワイン
• コーラ・ジュース(色の濃いもの)
食べ物
• カレー
• チョコレート
• ケチャップ・ソース類
• ブルーベリーなど濃い色の果物
〈歯の着色の主な原因〉
1. ポリフェノール(タンニンなど)
•コーヒーや紅茶、赤ワインに多く含まれる成
分
•歯の表面にある「ペリクル」というタンパク質の膜と結合し、
2. 合成着色料・天然色素
•ジュース、カレーやケチャップなど
•色素が濃いため、歯に沈着しやすい
3. クロロゲン酸
•コーヒーに含まれる酸化物
•エナメル質の表面に吸着しやすく、黄色〜
4. タバコのヤニ(ニコチン・タール)
•煙に含まれるタールが強力に沈着
•時間が経つと歯の表面にこびりつき、
〈着色のメカニズム〉
1.飲食物の色素成分(ポリフェノールなど)
2.蓄積することで、黄ばみや茶色いステインとなる
3.エナメル質の細かな凹凸や傷、唾液量の低下などがあると、
〈着色を防ぐ・減らす対策〉
1.飲食後に水でゆすぐ
→ 色素を早めに洗い流せます
2.ストローを使う
→ 歯に直接触れにくくなり、着色が減ります
3.食後30分後に歯磨き
→ すぐ磨くと酸で軟化したエナメル質を傷つける可能性があるため、
4.ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用
→ 研磨剤入りや、ステイン除去成分、
5.定期的なクリーニングやホワイトニング
→ 蓄積したステインはセルフケアだけでは落ちにくいため、
〈まとめ〉
歯の着色は、コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれる ポリフェノール(タンニンやクロロゲン酸) が原因のひとつです。これらの成分は、歯の表面にある薄い膜(
また、カレーやチョコレート、などの色の濃い食品や、
ポイントは「色が濃いもの=歯に残りやすい」と覚えておくこと。
飲食後に水でゆすぐ、ストローを使う、
定期的なクリーニングやホワイトニングも効果的なので、
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